小学校でプログラミング
2020年に小学校でプログラミングが必須になるのはご存知でしょうか?
なぜ学校現場にプログラミング教育が必要なのでしょうか?
文部科学省の方向性は次のように言われています。
①人工知能などの台頭による第四次産業革命で社会の在り方が変わるため、
その構成員を育てる学校教育も変える必要がある。
②身近な生活で使われているコンピュータは「魔法の箱」ではなく、科学技術が
詰まっていることを理解する必要がある。
③特定のプログラミング言語でのコーディング(プログラミングを書く・作ること)を
覚えることは目的としない。
小学校の現場では、これを「体験的」に身につけていくことを目指しています。
体験的に学んだほうが理解しやすいからです。
例えば、「電気」という「科学技術」は現在の私たちの暮らしを便利にしています。
小学校では豆電球と乾電池の回路がつながり、豆電球が点くことを体験的に学習しています。
この体験により、部屋の電気を点けても「魔法だ」と思わず、「回路がつながったんだ」
と理解することができます。
これと同様に、コンピュータについても「科学技術」として理解することが重視されたのです。
プログラミングを学ぶことで次のような効果が期待されています。
①コンピュータの特性を習得し、日常生活に生かせる
②コミュニケーションが苦手だった子どもが相手に伝わる発信をできるようになる
③間違いを自分で振り返り、正しい答えを導きだそうとするようになる
④「指示待ち」「課題待ち」だった子どもが主体的に変わる
⑤普段あまり目立たない子どもが輝く
プログラミングを学ぶことは、算数や国語を学ぶこととは、
違った効果を生み出し、将来に役立つスキルだと思います。
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